「在留期間経過後の申請の取扱い」
「７月１日より特別受理が廃止」
外国人留学生・就学生の適正な在籍管理（不法残留防止）について（通知）
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◎「在留期間経過後の申請の取扱い」
「７月１日より特別受理が廃止」されました。
つまり、これまでは在留期間更新手続を失念した場合であっても 「オーバーした期間が短く、オーバーした理由に悪意がなく、また、もしも期間内に申請していれば許可されたであろうと 認められるような場合」には 特別受理（期間更新が認めらる）によって救済された（オーバーステイにはならない） 訳ですが、この取り扱いが廃止されました。
これは私たち入管業務を扱う行政書士にとっても外国人にとっても大変なことです。
７月１日からは１日でもオーバーした場合は、基本的には退去強制手続に移行します。在留期限には充分注意してください。
名古屋入管の留学・研修部門の受付窓口に置いてあった文書を入手しましたので掲載します。
平成14年7月
各教育機関の長 殿
名古屋入国管理局留学・研修審査部門
首席審査官 近 藤 政 治
外国人留学生・就学生の適正な在籍管理（不法残留防止）について（通知）
平素から出入国管理行政にご理解ご協力を賜り，厚く御礼申し上げます。
さて，当局では，従来からそれぞれの教育機関における適正な在籍管理についてお願いしているところでありますが，在籍する留学生等が失念等により在留期限を経過することのないよう，特にご注意いただきたく通知します。
本来，在留期限内に当局に必要な申請をすることなく在留期間を経過した者については，不法残留者として出入国管理及び難民認定法に基づく退去強制の対象となるところであり，特別な理由もなく在留期間を経過してしまった者からの申請については，今後は受理しないこととなりました。
各教育機関におかれましては，在籍する留学生等の勉学状況はもちろん，在留期限にもご留意いただき，不法残留により勉学の機会を失うことのないよう，所属留学生等に一層の注意喚起をしていただきますよう，お願いします。
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